美シール工法

2019/05/31 更新
  • 熱可塑性樹脂シート
  • シートを型枠へ貼付け
  • 脱型後はコンクリートへ残置し、長期的に養生を実施

NETIS登録番号:KT-190003-A

概要

熱可塑性樹脂シートを用いたコンクリート構造物の表面改質・養生技術

新規性

・型枠の存置による水分逸散抑制養生から、予め型枠に熱可塑性樹脂シートを貼付け、この熱可塑性樹脂シートを型枠取外し後にコンクリート表面に残すことで長期間の水分逸散抑制を可能とする養生に変えた。
・型枠のせき板表面を、化粧合板から高い撥水性を有する熱可塑性樹脂シートに変えた。

期待される効果

予め型枠に熱可塑性樹脂シートを貼り付け、この熱可塑性樹脂シートを型枠取外し後にコンクリート表面に残すことで長期間の水分逸散抑制を可能とする養生に変えたことにより、以下のようなコンクリートの品質向上が図れる。
・中性化に対する耐久性が向上する。
・表層品質が向上する(透気係数,表面吸水速度)。
・塩害に対する耐久性が向上する。
・型枠のせき板表面を、高い撥水性を有する熱可塑性樹脂シートに変えたことにより、表面気泡を低減することができるため、コンクリート品質の向上が図れる。

適用条件

① 自然条件
・一般のコンクリート養生における自然条件と同じ。
② 現場条件
・シートの貼付時には風や雨を凌ぐことができる環境での作業が好ましい。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
カジマ・リノベイト(株)
TEL
03-5379-8771
企業情報
公式サイト

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