コンクリートのひび割れを低減する混和剤「フローリックSV10K・SF500SK」

2022/12/19 更新

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NETIS登録番号:CB-110024-VE(旧登録)

概要

AE減水剤または高性能AE減水剤に収縮低減成分を配合しコンクリートの乾燥収縮を低減

新規性

・減水成分(AE減水剤または高性能AE減水剤)と収縮低減成分の相溶性を改善し、一液タイプとした。
・従来の生コン工場の製造設備・工程を変更することなく、収縮低減対策が可能。
・JIS A 6204(コンクリート用化学混和剤)に適合した製品設計を行った。

期待される効果

・一液タイプとすることで、混和剤の貯蔵タンクを増設することなく、また収縮低減剤を手投入する手間(投入費用)などを省いた。
・収縮低減剤を併用しないでも収縮低減対策が可能。
・本混和剤を用いることにより、単位水量低減を目的とした収縮低減剤を用いない通常のコンクリート(高性能AE減水剤 長さ変化率:800~1200×10E-6)と比較して、コンクリートの乾燥収縮を5%~15%程度低減することが可能。
・構造物のひび割れを抑制し、耐久性の向上、長寿命化が期待できる。
・従来の高性能AE減水剤のフレッシュ性状や硬化コンクリート性状を変えることなく、収縮低減対策が可能。
・従来技術と同様に空気量の調整を行うことができ、収縮低減剤による性能面の低下(凍結融解抵抗性、凝結遅延、強度発現性)を解決した。
・JIS A 6204(コンクリート用化学混和剤)に適合した製品設計により、JIS A 5308に適合したレディーミクストコンクリートの製造が可能となり、収縮低減を目的としたコンクリートの適用範囲が拡大した。

適用条件

① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・生コン工場にて生コン製造(練混ぜ)時に使用する。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
・一般の土木・建築コンクリート工事。
④ 関係法令等
・特になし。

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)フローリック
TEL
03-5960-6911
企業情報
公式サイト

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