新規性
・特殊コンクリートの製造方法を、超速硬生コンクリート車両による製造から、絶乾骨材・セメント・特殊混和材をプレミックスし、現場で水と練り混ぜる製造に変えた。
・現場ニーズに応じて、特殊混和材を選定できるようにした。
・荷姿を、150Lコンテナサイズ(練り上り量150L)とセメント袋サイズ(練り上り量21.5L)の2種類とした。
期待される効果
・材料をプレミックスとしたことにより、超速硬生コンクリート車の調達が不要となり、一般的な現場練りミキサを用いて高性能コンクリートを現場製造できるため、施工効率の向上となる。
・調合された絶乾状態の骨材を使用することにより、品質の安定と長期保存が可能となる。
・現場ニーズに応じて、特殊混和材を選定できることにより、超速硬コンクリートのみならず、速硬性コンクリート、速硬性ポリマーコンクリート、水中不分離コンクリート等の現場製造が可能となり、可使時間も調整できるため、多種多様なコンクリート工事に対応できる。
・荷姿を150Lコンテナサイズとセメント袋サイズから選べることにより、時や場所を選ばず、安定した品質の高性能コンクリートを供給できる。
適用条件
① 自然条件
・施工時ならびに養生時に降雨・結露の影響を受けないこと
② 現場条件
・練り混ぜスペースとして、4m×10m程度必要
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・特になし