新規性
従来の鉱物油系の剥離剤から、大豆油を主成分とした植物油系剥離剤に変えた
期待される効果
大豆油を主成分とした植物油系剥離剤に変えたことにより、コンクリート製品表面は細かい気泡(バグホール)や色むらが少なく美しい仕上がりとなり、品質が向上する。
大豆油を主成分とした植物油系剥離剤に変えたことにより、VOC対象物質(揮発性有機化合物)や重金属類を含まないため、安全性が向上する。
大豆油を主成分とした植物油系剥離剤に変えたことにより、眼・鼻・喉を刺激するVOC対象物質を含まず、作業者の衣服にも有機溶剤臭が移らないため、作業環境が向上する。
大豆油を主成分とした植物油系剥離剤に変えたことにより、生分解性に優れ、生態系や環境への負担が少なく、地球環境への影響を抑制できる。
水で5倍に希釈(原液:水=1:4)して使用する濃縮タイプなので、経済性が向上する。
大豆油を主成分とした植物油系剥離剤に変えたことにより、引火点が304℃と高くなり、可燃性液体類に分類され、保管上の消防法の危険物の適用を受けないので、施工性が向上する。
適用条件
①自然条件
水で希釈するため、寒冷期において水が凍結すると使用できない。
②現場条件
引火点:304℃(クリーブランド開放式引火点測定)
可燃性液体類のため保管上、消防法による危険物の適用を受けない。
ドラム缶保管スペース: 直径60㎝×高さ88㎝
③技術提供可能地域
特に制限はなし。
④関係法令等
可燃性液体類について
消防法 附則第一条の一(平成一三年七月四日法律第九八号)
別表備考第十六号及び第十七号の改正規定により、引火点250℃以上の物品は危険物の指定から外れ、可燃性液体類となる。