公的評価番号等
NNTD登録番号:1329
期待される効果
①施工性
カッターでカットした溝に、DFTジョイントのくさび部をハンマーで打ち込むだけの高い施工性を実現。雨、雪、低温等の悪条件においても接着剤等の塗布の必要がなく、施工不良も発生しない。冬季施工においても防寒養生が不要で、コスト縮減が可能な工法。
②長寿命
原材料のEPDM(エチレンプロピレンゴム)は耐久性・対候性に優れており、長期間の使用が可能である。また、軟弱地盤の不等沈下による上下左右の段ずれにも追従し、長期にわたり止水性能を維持する。
③経済性
コンクリートカッターで溝を切ることで既設水路にも施工が可能なため、既設構造物を取り壊すことなく漏水対策ができる、高いライフサイクルコストを実現。
■適用範囲
コンクリート現場打ち、PC・RC二次製品等の水路、トンネル等の目地補修。
■施工例
≪北海道胆振東部地震≫
2018年9月6日震度7、2019年2月21日震度6弱後の厚真町におけるDFTジョイント設置個所において、水路のずれが発生しているが、DFTジョイントの可撓性で水密性を確保している。
■使用例
≪RCトラフ≫
軟弱地盤の不等沈下に追従。
また布設替え等による目地の取付も容易。
≪PCフリューム≫
ロングスパンによる変位にも充分追従し、優れた対候性により、長期にわたり止水性能を維持。
≪ボックスカルバート≫
柔構造ボックスとして、軟弱地盤における地盤沈下に伴う変位に追従。