CD側溝シリーズ

2024/09/09 更新

NETIS登録番号:CB-050043-VE(旧登録)

概要

経済性、施工性、機能性を追求した側溝シリーズ

新規性

・基本的な特徴
側溝の蓋掛りを内側に設け外壁を直壁とし、総幅を小さくすることでJIS側溝より蓋の幅寸法が小さく経済的。また、流水断面の底部にテーパーを設け、排水機能も高めた。
・CD側溝
排水舗装を施した道路の表面排水を促すため、製品側面の天端側に排水溝(ミゾ)を、製品端面に排水ドレンを設けた。インバートコンクリートの打設可能な構造(底版部にインバートコンクリート剥離防止用の切りカケを設置)で、自由勾配側溝としても使用可能。
・CDⅡ側溝
CD側溝のバージョンアップで2m製品の天端両端に梁部を設け、蓋2枚掛けとし蓋設置手間が減る。
・CD-E側溝
蓋なしスリットタイプで、コンクリート蓋のガタツキ等の騒音・欠けに配慮した、景観に優しい側溝。

期待される効果

・経済性の向上
使用する蓋のサイズが小さくなり、蓋の軽量化で施工費の削減、蓋の資材費も低減し、約10%の経済効果が得られる。
・施工性の向上
側溝側壁の外壁が直壁であり、従来のU型側溝(PU落蓋式)と比べて官民境界の施工が容易となる。また、据付後の埋戻しにて均一な転圧・路盤施工が可能となり、不等沈下が起きないので舗装の耐用年数の向上が可能。また、使用する蓋のサイズが小さいため施工性が向上する。
・排水能力の向上
流水断面の底部にテーパーを設け、流水量が少ない場合の流速を確保した。これにより側溝内部に異物が堆積せず、側溝としての機能低下を防止し、メンテナンス性が向上する。また、排水溝(ミゾ)と排水ドレンによって雨水を側溝内部に導き、路面上からの排水を促すことで、車両のトラフィカビリティや歩行者の安全性が向上する。
・自由勾配側溝として使用可能
自由勾配側溝と比べて基礎コンクリートの型枠・打設・養生が不要となり、経済性・施工性が向上する。また、側溝に底版があるため据付直後の埋戻しが可能であり(自由勾配側溝はインバートコンクリート打設前の埋戻しは不可)、工期短縮が可能。通行止めの期間を短くしたい施工現場などで有利。
・CDⅡ側溝
長さ2m製品に蓋2枚掛けとし、蓋設置手間を減らし施工性・経済性が向上する。
・CD-E側溝
蓋に関する騒音・欠けの問題が解決し、高価であるグレーチング蓋が不要となりコスト削減できる。

適用条件

① 自然条件
・従来技術と同等
② 現場条件
・従来技術と同等
③ 全国提供可能地域
・愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県、滋賀県、京都府、奈良県、福井県、石川県
④ 関係法令等
・従来技術と同等

使用する機械・工具

  • バックホウ
  • 転圧機
  • コテ

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
松岡コンクリート工業(株)
TEL
0584-62-5007
企業情報
公式サイト

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