ウルトラウッドコラム工法

2024/05/13 更新
  • 施工例
  • 仕様および適用範囲
  • 一財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得
  • コラムの諸元

概要

従来の「柱状改良工法」と「木杭工法」の短所を解消し、長所を引き出すために開発された。摩擦力などが期待できる柱状改良工法の利点と既製杭で品質が安定している木杭の利点を併せ持った工法である。そのため、小さな径で改良長を短くしても、大きな支持力を得ることが可能。また、その評価は多くの実験結果から証明されている。

続きを見る

新規性

昔から広く一般的に使用されている既製杭で品質が安定している杭材である。杉や松の目的心材を改良体の中心に埋設して、柱状改良体の支持力を増加させた。

期待される効果

1.ローコストで十分な支持力を確保
 改良体が小さな径で大きな支持力を発揮する。そのため、従来の工法より必要な改良体の改良径や改良長が縮小され、ローコストでの施工が可能。
2.確かな品質管理や施工管理
 ミキシングテスター(比抵抗測定器)で撹拌状況を確認し、サンプラーでコラムの強度などをチェック。また施工管理装置により、コラム1本ごとの深度やスラリーの量などを記録する。
3.狭い敷地でも対応可能
 コラム長さが最長4.5mのため建柱車などの小型重機で施工ができ、狭い場所にも進入することが可能。また、施工現場に合わせて他の施工機械も選択可能。
4.撹拌効率が高く、短工期で施工可能
 独自技術により高い撹拌効率を実現。工期の短縮が可能。

適用条件

芯材は、樹種が「カラマツ」または「杉」のいずれかであり、JAS認定もしくはAQ認証(一般財団法人日本住宅・木材技術センターによる)取得工場が製造するJASに適合する目視等級二級以上のものを使用。

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
ウルトラコラム工法協会
TEL
075-382-1552
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法