大口径管密閉型推進工法「スーパーマルチモール工法」

2024/11/12 更新
  • 掘進機本体
  • 従来工法との比較(障害物除去)
  • 従来工法との比較(重心位置)

NETIS登録番号:QS-240021-A

概要

一軸圧縮強度250MN/m2、およびN値0~4の地盤でも推進可能な推進工法。

新規性

・カッター駆動軸を外側に配置し、4基から5基に増設した(φ2,200、φ2,400、その他径も1~4基増設)。
・掘進機の前方にあった重心を中央付近に変更した。
・掘進機内部から障害物の撤去は不可能であったものを、圧気装置を併用することにより掘進機内部から撤去できるようにした。

期待される効果

・掘削能力が高いため、日進量の増加による工程の短縮および経済性が向上する。
・掘進機の前方にあった重心を中央付近に変更したことで、ノーズダウンが軽減してバランスの取れた掘進が可能となり、施工性が向上した。
・掘進機内部から障害物を撤去できるため、障害物発生時の工程への影響軽減が期待できる。

適用条件

① 自然条件
・台風などの大雨や強風時には施工不可。
② 現場条件
・掘進機の吊降ろし時は80t~100tクレーンが必要である。
・ヒューム管の吊り降ろしのため、門型クレーンの設置が必要である(レール長30m以上、レール幅は10m)
・発進立坑は鋼矢板立坑で10.0m×5.6mが必要である
・到達立坑は掘進機を分割回収型のため、5.2m×5.2mが必要である
・仮設用地が十分に確保できること(20m×45m、A=900m2程度必要)
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関連法令等
・特になし

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)エイコーエンジニアリング
TEL
093-616-7814
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法