新規性
・監視カメラの画像解析により導き出される水位、水位計(圧力式・電極式)により計測される水位の複数情報を基に、設定条件時に自動でゲート操作を行う。
期待される効果
・津波襲来時の急激な水位変動や、夜間操作等に起きうる操作遅れ等による内水氾濫被害を回避できる。
・津波襲来時の操作における操作員が不要となり安全性が向上する。
・本システムに装備される監視カメラ、デジタルレコーダにて自動運転時の動画記録が自動的に保存される。
・津波対策以外の予測が困難な局所集中豪雨対策にも対応可能である。
適用条件
① 自然条件
・外気温で-5℃~40℃程度。
② 現場条件
・水門・樋門のスラブ上に本機能実現のための機器を収めた盤(W900mm×H2000mm×D580mm程度)の設置スペースが確保できること(確保できない場合は、スラブ拡幅等で対応可能)。
また、上屋がある場合、入口から盤の搬入・設置が可能であること(不可能な場合は、上屋改造等により対応可能)。
・施工時に25t吊程度のクレーン設置可能スペースが確保できること。
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具
- 回転灯
- 画像解析水位検知装置
- 監視カメラ
- 警報スピーカ
- 支援盤(制御装置・画像サーバ・レコーダ、音声合成装置等)
- 水位計
- 投光器