下部水密可動式無動力自動開閉ゲート

2024/06/06 更新
  • 従来技術との比較

NETIS登録番号:HK-190010-VE

概要

水路底部がフラットな既設の引上げ式樋門ゲート設備において、水路底版に敷段差を設けず、ゲート設備の無動力自動化改修を行う。

新規性

従来の樋門の無動力自動化改修では水路底版に敷段差が必要であったが、新技術ではゲートに可動式の水密ゴムを採用することで敷段差を不要とした。

期待される効果

・敷段差を不要にすることで、既設の水路を大幅に改修することなくゲートの無動力自動化が可能になるため、コスト、工期の大幅な縮減が図られる。
・既設土木構造物の再利用による土木工事の削減に伴い、施工性の向上が図られる。

適用条件

① 自然条件
・水路に土砂堆積が比較的少ないこと(敷高+約5cm以下)。
② 現場条件
・ゲート据付位置の水路幅は、純径間+400~600mm必要(片側+200~300mm)。
・水路底版に敷段差不要。
・翼壁が無くても設置可能。
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし。
④ 関係法令等
・ダム・堰施設技術基準(案)
・機械工事施工管理基準(案)

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
旭イノベックス(株)
TEL
011-883-8400
企業情報
公式サイト

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