新規性
・駆動及び走行装置を、扉体に設置する方式から堤防に設置する方式に変えた。
・停電時の電源供給方式を、自家発電装置からバッテリーに変えた。
・ピンを差し込むだけで、扉体を走行させる方式とした。
期待される効果
■駆動及び走行装置を堤防に設置する方式に変えたことにより、
・既設扉体の取外し及び改造の必要がなくなるので、工期短縮及び経済性の向上が図れる。
・既設扉体の取外しが必要ないことから、従来技術で必要な開口部対策としての仮締切が不要である。
■自家発電装置からバッテリーに変えたことにより、
・停電時における電源供給は、バッテリー(常時充電状態)へ瞬時に切り替わることから、従来技術で必要であった自家発電装置への切り替え時間約40秒が不要となるため、有事における作業時間の短縮による安全性の向上が図れる。
・バッテリーは操作盤に内蔵されている。このため、従来技術で架台上に設けた自家発電装置の設置スペースが不要となり、架台の縮小が図れ経済性の向上に繋がる。
■ピンを差し込むだけで、扉体を走行させる方式としたことにより、
・有事において、万が一、電動化装置が操作不能となった場合でも、ピンを引き抜くだけで元の手動操作によりゲートの閉塞ができる。一方、従来技術においては、切替に約3分を要することから、有事における作業時間の短縮が図れ、安全性の向上に繋がる。
適用条件
① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・特になし。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具