パノラマ工法

2019/05/24 更新
  • パノラマ工法(断面図)
  • パノラマコウホウ(縦断図)

NETIS登録番号:CB-080032-VE(旧登録)

概要

小口径長尺管を使用し、全方位の地山を補強する技術

新規性

・従来技術で使用していたL=3~4mの短尺ボルトをL=12.5m程度の長尺鋼管とし、打設長を長くした。
・鋼管径をΦ60.5~Φ89.1mmの小口径鋼管とした。
・鋼管の一部または全部をスリット入り鋼管とし、掘削時に撤去できるようにした。

期待される効果

・鋼管を長尺としたことにより、地山の先行変位の拘束、改良効果が高い。
・鋼管を長尺としたことにより施工シフト数が少なくなり、従来技術と比較して工程が16.9%、工費が11.8%低減される。
・鋼管にスリット部を設けることにより、掘削時の撤去が容易でグラスファイバーボルトのような繊維の飛散、吸入、付着がない。
・撤去された鋼管は容易に分別廃棄することができ、グラスファイバーボルトのように掘削ずりに混入することがない。

適用条件

① 自然条件
・特に制約はない。
② 現場条件
1)トンネル種類
・一般的な2車線道路断面や鉄道トンネル、水路トンネルで特に制約はない。
2)使用機械、作業員
・油圧削岩機で施工が可能。
・特殊作業員は不要。
3)施工場所
・特に制約はない。
③ 技術提供可能地域
・特に制約はない。
④ 関係法令等
・特に制約はない。

使用する機械・工具

  • インサート管
  • 高所作業車
  • 注入台車
  • ドリルジャンボ
  • ビット・ロッド

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)カテックス
TEL
052-331-8010
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法