面状発熱体シートによるセントル加温養生システム

2024/08/29 更新
  • 豊間根トンネルでの加温セントル
  • 面状発熱体シートによる加温養生システム

NETIS登録番号:KK-180004-VE

概要

覆工・坑門工コンクリートの打設後に、面状発熱体シートを用いてセントル型枠面を直接加温し温度をコントロールすることで、面状発熱体シート設置面を加温。品質のばらつきの低減を目指し、水和熱によるコンクリートの内部温度と表面温度の差を少なくする。温度応力や初期強度不足によるひび割れ・表面剥離を防止することができる。また、加温養生によって緻密なコンクリートとなり、低温度環境下における凍害や、海岸近接地域・寒冷地での凍結防止剤使用による坑門工コンクリートへの塩害による剥落等を防止する。

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新規性

従来技術はジェットヒーターを使用し熱風でセントル内部を加温するが、申請技術は面状発熱体シートを使用しセントル型枠面を直接加温する方法に変更した。

期待される効果

灯油を使用しないためトンネル施工現場においてCO2が発生せず、一酸化炭素の発生による坑内環境の悪化がない。

適用条件

①自然条件
・電気を使用するため、可燃性ガス発生の可能性がある現場では使用できない。
②現場条件
・セントルに設置する技術なので1セット当たり坑内で延長10.5m必要である。加温設備自体はセントル空間内に収まる。また、面状発熱体シートの加温に電源[200V-(75A~40A)]が必要となる。
③技術提供可能地域
・制限なし
・輸送費は地域によって異なる
④関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

工事採用実績

8件
13件
0件

施工手順

会社情報

会社名
テクノプロ(株)
TEL
078-964-2760
企業情報
公式サイト

特集

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