ECO SPEED SHIELD(ESS)工法

2023/05/08 更新
  • 特殊連結管
  • 掘進機

NETIS登録番号:KK-170056-A

概要

ECO SPEED SHIELD 工法は、3タイプから最適な施工方法を選択できる。
推進タイプ、シールドタイプ、そしてECO SPEED SHIELD工法の一番の特長となる推進・シールド併用タイプの3種類から選択できる。
推進・シールド併用タイプは、推進工法とシールド工法の両方の利点と欠点を補い合うことで、今まで成し得なかった施工を可能とした工法である。

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新規性

推進・シールド併用タイプは、推進限界もしくは急曲線手前の任意地点まで「推進工法」により掘進し、以後は「シールド工法」に切替可能である。「推進工法」から「シールド工法」への切替えは、立坑不要である。推進機後方のESS特殊先頭管を分岐点として、スピーディーに「シールド工法」への切替えができるシンプル構造を採用している。
推進区間で使用する推進管は、一般的に使用されている推進管であれば全て使用可能である。
シールド区間で使用するセグメントは、ESS工法独自のセグメントである。セグメントは、RCセグメント・合成セグメント・スチールセグメント・内水圧対向型セグメント・可とうセグメント等の種類がある。

期待される効果

推進工法とシールド工法の両方の利点と欠点を補い合うことで、全区間を推進工法で施工することが困難な場合に、推進工法からシールド工法に切替える方式である。
推進・シールド併用タイプ(特殊推進工法)の特長
 ① 仕上り内径 1,000㎜から、1スパン1,000m以上、超急曲線R=10mが可能である。
 ② 推進工法からシールド工法への切替えが容易である。
 ③ 土質条件に応じて、標準タイプと破砕タイプの選択が可能である。
 ④ 掘進機内からビット交換および障害物の撤去が可能である。
 ⑤ 推進力低減システムを併用することで、長距離推進(500m以上)が可能である。
 ⑥ シールド区間において、二次覆工を省略することで、大幅な工期短縮が可能である。
 ⑦ 全区間シールド工法に比べて、経済性に優れている。
 ⑧ シールド工法に切替えることで、安全性が向上する。

適用条件

近年の課題とされている道路交通条件、既設地下構造物、周囲の生活環境への配慮といった、さまざまな諸条件に対応可能な工法の開発に取り組んだ。そこで、推進工法とシールド工法の個別の技術に着眼し、2者を融合させることによるメリットを勘案して、経済性・確実性および優れた品質を提供できる究極の工法として、社会のニーズを追及し、開発に成功した。

施工用途
 ① 長距離施工
 ② 急曲線施工
 ③ 軌条横断
 ④ 河川横断
 ⑤ 低土被り
 ⑥ 近接施工
 ⑦ その他特殊条件
当工法の優位性
 ① 泥濃式の採用により、土質の適用範囲が広い
 ② 排泥は真空吸引
 ③ 発進立坑・到達立坑が小さい
 ④ 発進基地が小さい
 ⑤ 推進工法区間が長い場合、工期短縮・コスト縮減が可能である

施工事例・施工実績

施工手順

カタログ

カタログPDF

会社情報

会社名
Eco Speed Shield工法協会
TEL
06-6252-1139
企業情報
公式サイト

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