けい酸塩系表面含浸材「インナープロテクト」
2022/12/19 更新新規性
・従来は、コンクリート表面に塗装や有機系樹脂やセメント系表面被覆材を施工していたが、施工面の意匠を大きく変えてしまう事、施工に使用する材料が劣化していく事で、将来再施工が必要となる可能性が有り、長期のライフサイクルコストが増大するなどの問題が指摘されている。「インナープロテクト」は固化型けい酸リチウム系表面含浸材として高い含浸深さを実現、従来技術が2~3mmであったのに対し脆弱部に対して、最大40mmの浸透性があり、高い遮水性、耐凍結融解性、表面緻密化性能を持つ。
・「インナープロテクト」は、コンクリート表層部の脆弱部やマイクロクラック内部で製品成分の反応生成するゲルが無機質の難溶性ゲルである事により、表面含浸材としてだけではなく、断面修復工事における斫部下地処理剤としても適した表面(表層)強化性能を持っている。
・「インナープロテクト」は、コンクリート表層部の脆弱部やマイクロクラック内部で製品成分の反応生成するゲルが無機質の難溶性ゲルである事により、表面含浸材としてだけではなく、断面修復工事における斫部下地処理剤としても適した表面(表層)強化性能を持っている。
期待される効果
・コンクリート表面塗布含浸工事の場合は、表面からの透水を抑制する事により、水が原因の凍結融解、塩害によるコンクリート劣化を抑制し、適用した構造物の耐久性を向上する。
・コンクリート断面修復工法下地処理に適用する場合、斫工事により発生する微細クラックや斫工事で除去しきれなかった劣化部位に含浸し表層部を緻密化・強化する。また、無機質材料である事により、ポリマーセメントモルタル等の断面修復材及びプライマー等の有機材の接着性を阻害せず、界面も発生させない為、断面修復部の剥離を誘発する可能性が少なく、断面修復部の耐久性を向上する。
・コンクリート断面修復工法下地処理に適用する場合、斫工事により発生する微細クラックや斫工事で除去しきれなかった劣化部位に含浸し表層部を緻密化・強化する。また、無機質材料である事により、ポリマーセメントモルタル等の断面修復材及びプライマー等の有機材の接着性を阻害せず、界面も発生させない為、断面修復部の剥離を誘発する可能性が少なく、断面修復部の耐久性を向上する。
適用条件
① 自然条件
・施工時の気温が5℃以上である事(採暖養生下での適用可)。
・壁面温度が露点温度以上で結露の発生が無い事。
・外部の施工で降雨・降雪の場合又はそれらが予想される場合は適切な養生を行う事。
② 現場条件
・塗布作業を行う為、対象構造物表面に安全に作業できるスペースがある事。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
・施工時の気温が5℃以上である事(採暖養生下での適用可)。
・壁面温度が露点温度以上で結露の発生が無い事。
・外部の施工で降雨・降雪の場合又はそれらが予想される場合は適切な養生を行う事。
② 現場条件
・塗布作業を行う為、対象構造物表面に安全に作業できるスペースがある事。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具
- 加圧噴霧器
- 高圧洗浄機
- 水分計