新規性
・計測方法を、プリズムを用いたトータルステーションから3Dレーザースキャナに変えた。
・3Dレーザースキャナで得られた3次元座標点群データと写真画像を合成する機能とした。
・合成データを図面化(3Dモデル・2D図面)できるようなソフトを制作した。
・橋梁、トンネル、法面、舗装等、各分野の用途に応じて、専用のソフトを制作した。
期待される効果
・計測方法を3Dレーザースキャナに変えたことにより、高密度の面的なデータを高精度かつ容易に計測できる。
・3次元座標点群データと写真画像を合成することにより、計測結果を視覚化することができる。
・図面化(3Dモデル・2D図面)できることにより、出来形管理や設計図面への応用が可能となる。
・各分野の用途に応じた専用ソフトを制作したことにより、資料作成の省力化および視覚化した資料づくりが可能となる。
・従来の局所的な計測から面的な計測を効率的に実施できるため、予防保全のためのデータ蓄積が容易となる。
適用条件
① 自然条件
・動作温度:外気温0℃~40℃。
・降雨、降雪、濃霧時は測距精度が低下するため計測不可。
② 現場条件
・計測スペースとして1m×1m程度必要。
・計測可能距離:30~60m(推奨値)※10m程度のラップが必要。
③ 技術提供可能地域
・全国。
④ 関係法令等
・日本工業規格「レーザ製品の放射安全基準」(JIS C 802)
使用する機械・工具