新規性
・データ作成工程に視覚化処理システム・視覚化処理方法及び視覚化処理プログラム(特許3670274)を利用したデータ作成システムを構築した。
期待される効果
・レーザ照射式標高測定装置の照射数が150kHz~最大500kHz、照射角が最大75°の機材に変えたことにより、照射密度と照射角が向上し、一度に広域かつ詳細な地形把握を可能とした。
・データ作成システムを利用した判読作業を実施することにより、作業の省力化と成果品の品質精度が向上した。
適用条件
① 自然条件
・降雨、降雪、強風(約10m/sec)での計測はできない。
② 現場条件
・低高度の飛行において、送電線などの空中障害物がある場合は適用困難な場合がある。
③ 技術提供可能地域
・全国。
④ 関係法令等
・航空法(最低安全高度については以下の通り)
飛行中に動力装置が停止した場合に、地上または水上の人または物件に危険を及ぼすことなく着陸できる高度、または次の高度の内いずれか低いもの。
1)人、家屋の密集地域上空においては、航空機を中心とした水平距離600m以内の最高点から300mの高度。
2)家屋の無い地域および水上にあって、地上・水上の人・物件から150m以上の距離を保って飛行できる高度。
3)上記以外の地域上空では、地面、水面から150m以上の高度。
・測量法