二輪型マルチコプタ及び3D技術を用いた点検データ整理技術

2021/02/19 更新
  • 二輪型マルチコプタによるコンクリート橋脚の近接撮影
  • 二輪型マルチコプタ、損傷写真整理技術

NETIS登録番号:QS-190002-VR

概要

橋梁点検の際、橋脚などのコンクリート部材に二つの車輪を接触させて、一定間隔を保ちながら近接撮影を行う点検支援ロボット(以下、二輪型マルチコプタと呼ぶ)。二輪型マルチコプタで収集した画像等の点検データと部材情報を、3D-CADモデル上で自動的に整理。

新規性

・二輪型マルチコプタを利用した構造物点検
・点検データと部材情報を、3D-CADモデル上で自動的に整理

期待される効果

・橋梁点検車でアクセスする事が出来なかった箇所(ハイピア橋脚など)の損傷情報を正確に得る事が可能で、高所作業や交通規制が不要となる。
・高品質の画像データを安定して取得する事により、損傷位置、寸法、程度が正確に確認可能。
・点検データと部材情報を、3D-CADモデル上で自動的に整理する事により、点検調書作成を効率的に実施。

適用条件

① 自然条件
・風速:5m/s以下
・雨天時不可
② 現場条件
・2つの車輪が接触できるコンクリート面であること
・二輪型マルチコプタを直接視認し操作できること(40m程度)
③ 技術提供可能地域
・全国(航空法で飛行が許容されている地域)
④ 関係法令等
・航空法

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
富士通(株)
TEL
044-777-1111
企業情報
公式サイト

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