新規性
・コラムリンク工法は、内部杭、外部杭、側部壁という地盤改良体が互いに連携する機能別配置法とした。
・芯材挿入、繋ぎ材および表層処理を行うことで側部壁を拘束する。
期待される効果
・地盤改良体の機能別配置法によって、低改良率の深層混合処理工法で周辺地盤への高い抑制効果が得られ、構造物近接箇所等での軟弱地盤の盛土工事における工期短縮、コスト縮減が期待できる。
・側部壁の拘束効果によって、側方流動を抑制する効果を高め、さらに地震時に液状化が発生しても、拘束効果によって盛土天端の形状が保持され、交通機能の維持が可能となる。
適用条件
① 自然条件
作業中止条件
・風速:平均風速が10m/s以上
・雨量:1時間当たりの降雨量が20mm以上
・震度:4以上
② 現場条件
・作業スペース:500m2(20m×25m)以上
・改良体供給プラントヤード:200m2(10m×20m)以上
・施工足場:接地圧81~185kpa
・支障物:改良対象土中および施工ヤードの地上部に支障物がないこと。
・搬出入路:大型機械の搬出入が可能な道路があること。
・地盤条件:改良対象土層が適用範囲を著しく超えないこと。
③ 技術提供可能地域
・全国:技術提供可能地域については制限なし。
④ 関連法規等
・特になし。
⑤ その他
・特になし。
使用する機械・工具