親杭パネル壁工法

2022/02/17 更新

NETIS登録番号:CB-990007-V(旧登録)

概要

親杭とコンクリートパネルを一体化した薄肉壁体で景観を配慮した山留壁擁壁や遮音壁に使用。

新規性

コンクリート二次製品である親杭パネルの構造的は、従来の親杭横矢板工法でいう、木材による横矢板と鋼材による腹起こしの機能を持ち、パネル中空部に親杭を挿入し、さらに中詰めモルタルを打設することで、親杭パネルと親杭との一体化が計られる。
また、親杭の施工はプレボーリングにより地盤を削孔し、グラウチングにより地盤に親杭を精度良く打設することができる。

期待される効果

急峻地形を通る道路の拡幅や路肩決壊の復旧に、大規模な掘削や新たな土留め仮設を必要とせず、工期短縮とトータルコストの縮減が可能。

適用条件

① 自然条件
・地すべり地帯などで抑止が必要な場合は、抑止工で安定させてから、親杭パネルを適用すること。
② 現場条件
・コンクリート二次製品である親杭パネルや、親杭となる鋼材が搬入できること。
③ 技術提供可能地域
・全国に提供が可能。
④ 関係法令等
・(社)日本道路協会発行 道路土工 擁壁工指針。
・(社)日本道路協会発行 道路橋示方書・同解説Ⅰ共通編Ⅳ下部構造物編。

使用する機械・工具

  • クレーン(45t)

施工事例・施工実績

施工手順

カタログ

カタログPDF

会社情報

会社名
日本コンクリート工業(株)
TEL
03-3452-1021
企業情報
公式サイト

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