赤外線調査トータルサポートシステム Jシステム

2023/05/09 更新
  • 調査支援モニター(左:赤外線画像 右:損傷判定画像)
  • Jシステムと一般的な赤外線調査技術の比較

NETIS登録番号:SK-110019-VE(旧登録)

概要

コンクリート構造物の変状箇所を赤外線を用いて診断する技術

新規性

・従来、コンクリートの浮き・剥離の検出は全面打音点検により対応していた。本技術は、高性能赤外線カメラによる撮影と、独自の赤外線画像解析技術により、遠望非接触にて高精度かつ定量的に浮き・剥離箇所を検出することが可能である。本技術を1次スクリーニングに用いることにより、打音点検面積の大幅な削減が可能となる。

期待される効果

・足場上などの危険を伴う高所作業を減少させ、作業の安全性が向上する。
・打音点検面積を削減することにより、橋梁点検全体の経済性が向上する。
・橋梁下の規制を削減することにより、交通渋滞の発生の緩和が可能。
・JR交差部など、規制が困難な箇所の損傷状況を遠望から把握することが可能。

適用条件

① 自然条件
・天候が雨天でないこと。
・調査対象部位が湿潤状態でないこと。
・熱環境測定装置に検出可能な温度差が発生すること。
② 現場条件
・調査対象に対する対象面角度の最小角度がが30°以上確保できること。
・撮影箇所から調査対象部位の視通が確保できること。
・夜間調査が望ましい。
③ 技術提供可能地域
・制限はない。
 ただし、日較差(1日の最高気温と最低気温の差)で7℃以上が望ましい。
④ 関係法令等
・特になし。

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
西日本高速道路エンジニアリング四国(株)
TEL
087-834-1121
企業情報
公式サイト

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