フィンガーフレックスジョイント
2025/08/20 更新公的評価番号等
特許第5362929号
伸縮装置の止水性能試験[試験法438](一般社団法人日本建設機械施工協会施工技術総合研究所)
伸縮装置の止水性能試験[試験法438](一般社団法人日本建設機械施工協会施工技術総合研究所)
提供可能地域
北海道 東北 関東 北陸 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄
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型番 質量
(kg/1.8m)伸縮量
常時性能
(mm)伸縮量
橋軸方向
(mm)伸縮量
橋軸直角方向
(mm)地震許容移動量
橋軸方向
(mm)標準遊間
中立温度時
(mm)最大床版遊間
最低温度時
(mm)FF250-120N 475.0 120.0 +60/-60 +0/-0 +60/-75 250.0 310.0 FF350-200N 608.0 200.0 +100/-100 +0/-0 +100/-115 350.0 450.0 FF450-270N 741.0 270.0 +135/-135 +0/-0 +135/-150 450.0 585.0 FF250-120S 497.0 120.0 +60/-60 +0/-0 +60/-75 250.0 310.0 FF350-200S 636.0 200.0 +100/-100 +0/-0 +100/-115 350.0 450.0 FF450-270S 773.0 270.0 +135/-135 +0/-0 +135/-150 450.0 585.0
- 準拠している仕様
- NEXCO 首都高速道路 阪神高速道路 福岡北九州高速道路 名古屋高速道路 東北地方整備局 北海道開発局 石川県
- 設置区分
- 車道用 歩道用 縦目地
- タイプ
- 荷重支持型 突合せ型 埋設型
- 装備
- 積雪地対応 二次止水 地覆止水 斜角対応
- 適用
- コンクリート橋用 鋼橋用 鋼床版用
- 構造性
- 櫛型フェースプレートが桁の伸縮に追従する構造となっており、中央隙間で伸縮量を確保。
遊間に設ける乾式止水構造により大遊間に対応しつつ、止水機能に優れている。
また、乾式止水材は路下から交換可能である。
- 耐久性
- 本体は鋼製であり剛性が高く、本体耐久性は高い。
ジョイント設計荷重相当、400万回を超える繰り返し疲労試験で耐久性を確認済。
乾式止水材を採用しており、これが体積変化する事により桁伸縮へ追従する為、止水耐久性が高い。
- 走行性
- 両側櫛歯構造であるため、衝撃が小さく騒音・振動が発生し辛く、走行性も良好である。
- 止水性
- 乾式止水材は常に圧縮状態となるように設計されており、体積変化をするため接着面に応力が作用しない。
連続気泡フォームが体積変化することにより大きな伸縮量にも追従し座屈等が生じにくい。
接続部は新開発の特殊フォーム(特許技術)を使用し、止水性を確保(NEXCO試験法438合格)。
- 環境性(騒音)
- 乾式止水材が設置されており、弾性体であるゴムシートと気泡フォームが吸音効果を発揮するため、下へ抜ける騒音は小さい。
- 施工性
- 対応できる伸縮量に対し、必要な切欠き深さが浅く、床版との取り合いに制約が少ない。
製品は1.8mの定尺でつなぎ目の連結は圧着作業のみで、特殊な機器や技能を必要としない。
- 維持管理性
- 必要なはつり深さは浅く、比較的容易である。
定尺単位での補修施工が可能。
路下から止水材のみの交換が可能である。
- 推定耐用年数(参考値)
- 50年(参考値)
社内試験:
衝撃係数を加えた輪荷重200kNが、左右のフィンガーで均等に分担するものとして片側先端に荷重100kNで600万回の載荷試験を実施し荷重支持性能に異常が無いことを確認している。NEXCO基準360万回≒30年相当に基づき50年相当の耐久性があると見込んでいる。
- 経済性(初期コスト)
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- 経済性(LCC)
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