新規性
[巡回種例:定期巡回]
■外業
・現場で点検箇所を所定の紙に記載しデジタルカメラで撮影していたが、タブレット端末(TOUGHPAD)1つで点検内容の入力と写真撮影ができるようになり、紙に記入する必要がなくなった。
■内業
・外業で得られた資料を基に異常の有無や点検内容をExcelで手入力していたが、現地で点検内容を入力した時点で帳票が自動で作成されることにより、手作業で帳票を作成する手間がなくなった。
・写真においては、点検箇所と一致した写真を膨大なデータから探し、サイズや貼り付け位置の調整を手作業で行っていたが、撮影した段階で帳票の所定の位置に自動で配置されるため、写真を探す手間やサイズを調整する手間がなくなった。
期待される効果
■外業
・全ての巡回工について、タブレット端末(TOUGHPAD)1つで点検内容の入力と写真撮影ができるようになり、入力と撮影が簡略化される。
■内業
・現地で点検内容を入力した時点で帳票が自動で作成されることにより、事務所での内業時間が削減され、経済性や施工性が向上する。
・撮影した段階で帳票の所定の位置に写真が自動で配置されることにより、作業量が削減され、省力化につながる。
・点検箇所の入力・撮影がシステム内で完結するため、管理が簡略化でき、転記漏れ等の人為的ミスが減少するため、正確性が向上する。
適用条件
① 自然条件
タブレット端末(TOUGHPAD)が正常に動作する環境(-10℃~50℃)であること
② 現場条件
システム上、位置情報を自動で取得する場合はGNSSが受信できること
※手動での位置情報入力も可能なため、任意
※トンネル等GNSSを受信できない範囲は不可
③ 技術提供可能地域
全国
④ 関係法令等
特になし