高精度MMSでスイスイ3D現況測量

2020/07/13 更新
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  • 主な効果

NETIS登録番号:KT-150010-VE

概要

移動しながら同時に3D3D測量を行い、その測量データを補正し制度を高める技術

新規性

・計測装置を、トータルステーションから、車両や船などの移動体に搭載可能に構成された計測装置に変えた。
・計測装置を、トータルステーションから、車両などの移動体に対して着脱自在に構成された計測装置に変えた。
・計測装置により得られた3次元位置情報を、補正なしでそのまま利用する方法から、補正用ソフトウェアで補正してから利用する方法に変えた。

期待される効果

■車両や船などの移動体に搭載可能に構成された計測装置に変えたことで、以下の効果が期待できる。
・測量現場の全域を歩き回ってトータルステーションで計測する必要がなくなるので、移動体周囲の3次元位置情報(座標点群)を極めて短時間で効率的に取得できるとともに、計測コストが安くなる。
・測量時の道路規制に必要なガードマンが不要になるので、計測コストが安くなる。
■補正用ソフトウェアで補正してから利用する方法に変えたことで、以下の効果が期待できる。
・もとの座標点群の全体の傾きや歪みが解消されるので、測量現場全域の正確な座標データを数mmオーダーの高精度で得ることができる。
・測量現場全域の正確な座標データを得ることができるので、路面切削工事などの事前設計を正確に行うことができる。
■車両などの移動体に対して着脱自在に構成された計測装置に変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・必要に応じて、カート、重機、台車、船などの移動体に自由に載せ替えることができるので、施工現場の状況に合わせて効率的に計測を進めることができる。
・作業員が車道上で測量することが少なくなるので、安全性が高くなる。
・道路規制が不要になって渋滞が発生しなくなるので、道路・交通環境や近隣区域の排ガスによる大気汚染が減少し、周辺環境への影響抑制が図れる。

適用条件

① 自然条件
・電離層に特別な異常がないこと(GPSの受信を阻害する状況でないこと)。
・雨天時は測量不可能。
② 現場条件
・計測装置を車両、カートなどの移動体に搭載して計測する場合には、地上を走行できる場所であること。
・計測装置を船などの移動体に搭載して計測する場合には、水上を移動できる場所であること。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)CSS技術開発
TEL
042-373-2100
企業情報
公式サイト

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